老後の資金計画。退職後の生活はいくらかかる?
こんにちは。オスカーホーム高岡・砺波営業所の千葉です。
今回、以前自分が住宅を購入するにあたり資金の計画をしていた際にふと疑問に思った「そういえば、老後をどれくらいお金がかかるのだろうか?」という質問について調べた結果をご紹介したいと思います。
退職後の生活はいくらかかる?
定年制を定めている企業の場合、以前は定年が60歳が主流でしたが、現在はさらに引きあげられ定年退職65歳が多くなっているようです。退職時には、退職金を頂き、年金と合わせて生活していくというのが一般的なサラリーマンの退職後生活です。
65歳から90歳までをこの資金(退職金+年金)で賄っていくとなると月々の取崩し額は平均すると10万円ほどになります。
中々、厳しい生活が待っていそうですね。
これからの退職後の生活を迎える男女3938人に「定年・退職後に必要なお金はいくらぐらいだと思いますか?」という質問を問いかけたアンケート結果では、以下のような結果が出ています。
- 男性 5210.6万円
- 女性 4237.9万円
- 平均 4978.2万円
株式会社マネーフォワード実施 10~60代の調査
夫婦では1億円近くのお金になります。そんなに必要なのでしょうか?歳をとると行動範囲が狭くなるし、食べる量も減るからお金をあまり使わないのではないのかと考えがちですが、そんなことはありません。
家のリフォーム金額から見る退職後生活
食費や光熱費は確かに子どもがいた頃の生活から考えると削減されることが予想できます。そうすると、その他にお金がかかってくるのが家の維持費です。
例えば、持ち家の場合、築30年くらいになるとリフォームを行うケースが多く見受けられます。その際に施工されるリフォーム内容を参考までに見てみましょう。
リフォーム費用の目安
- 外壁リフォーム=塗装では約100万円
- 外壁リフォーム=張替えでは約350万円
- 屋根リフォーム=重ね葺きでは約120万円
- 熱源入替=約40万円
- 浴室リフォーム=約80万円
ざっくりと計算しても500万円くらいの出費になります。やはり、住宅を購入するにあたりローンの支払いが終わった後にも住宅の維持費にどのくらいお金がかかるものなのかきちんと理解していく必要があります。
オスカーホームでは、住宅を建てたいと来場されるお客様にFP(フィナンシャルプラン)相談を受けられることをお勧めしております。住宅ローンや子供の養育費・住宅の維持費・老後の生活費までを所得の推移と比較しながら、いくらまで住宅にかけることが出来るかを割出し、安心して住宅のプランニングをしていただいております。
正しい知識を持って勉強していくことが老後の安定した暮らしへと繋がっていきます。