救急車を呼んだらどうなる?万が一に備えて知っておこう、救急車の対応
夏の暑さも徐々に和らぎ、熱中症などの危険性もなくなりつつありますが、病気や怪我はいつなるのか誰にも予測できません。今回は、そんなときお世話になるかもしれない、救急車についてのお話です。救急車を呼んでから到着するまでのポイントを絞ってご紹介していきます。
目次
救急通報のポイント
救急車を呼ぶときの番号は「119番 」
119番通報をすると、指令員が救急車の出動に必要なことを、順番に質問されます。 緊急性が高い場合は、すべて伝える前でも救急車が出動します。 あわてず、ゆっくりと答えることが大切です。
救える命を救うためには、応急手当が重要です。
応急手当が必要な場合は、消防本部から電話で指示されます。
救急車が到着するまではどうしても時間がかかるため、いざというときに、大切な方を救うために正しい応急手当を身につけておきましょう。
※お近くの消防署では応急手当の講習を行っています。消防署の電話番号は、市役所等のホームページなどで調べることができます。
応急手当をしている人以外にも人手がある場合
救急車の来そうなところまで案内に出ると到着が早くなります。
救急車を呼んだら、こんな物を用意しておくと便利
・保険証や診察券
・お金
・靴
・普段飲んでいる薬(おくすり手帳)
救急車が来たら、伝えること
・事故や具合が悪くなった状況
・救急隊が到着するまでの変化
・行った応急手当の内容
・具合の悪い方の情報 など
(持病、かかりつけの病院やクリニック、普段飲んでいる薬、医師の指示等)
落ち着いて、的確に伝えることが重要になります。
最近では、緊急性がなくても救急車を呼ぶ人が増えているそうです。
・蚊に刺されてかゆい
・海水浴に行って、日焼けした足がヒリヒリする
・病院でもらった薬がなくなった
・今日入院予定日だから、病院に行きたい
・ヘルパーを呼んだが来てくれなかったので、代わりに救急車を呼んだ
・病院で長く待つのが面倒なので、救急車を呼んだ
など。
救急車や救急医療は限りある資源のため、緊急性などを考えて受診することを心がけたいですね!!