夏本番!熱中症に気をつけるための心得
今では多くの方が「熱中症」に関しては理解できていると思いますが、夏休みが始まりましたので、改めて皆さまに認識いただければと思います。
熱中症とは
熱中症とは、体温の上昇と調整機能のバランスが崩れると、どんどん身体に熱が溜まってしまいます、このような状態を「熱中症」と言います。
熱中症が発生する原因
熱中症を引き起こす条件の一つに「環境」があるかと思いますが、「気温が高い」「湿度が高い」「風が弱い」など室内にいても熱中症になる可能性はあります。このことは最近ご存知の方も多いかと思いますが、湿度の高い梅雨時期は洗濯物が乾きにくいですよね。この原理と同じように湿度が80%以上の時は汗が乾きにくく体温が下がらずに熱が身体にこもってしまい熱中症にかかりやすくなります。
一方で、あまり気温が高くない25℃以下の時でも湿度が80%以上の時はご注意ください。理想的な気温・湿度の目安は気温28℃以下、湿度50~60%です。
就寝中にも気をつけたい熱中症
これからの季節は「睡眠中の熱中症」「長距離運転中の熱中症」もあるそうです。熱帯夜の日はエアコンを使用し28℃以下で設定、熱がこもらないために通気性の良い寝具を利用し就寝頂くことが理想のようです。
大人の場合は就寝中にコップ2杯分ほどの汗をかくとよく言われます、そのことからわかる様に就寝前の水分補給も忘れず行いましょう!暑い季節は水分補給の意味でビールを飲む方がいるかと思いますが、逆効果ですのであくまでも水分補給は、ミネラルウオーターや麦茶が理想です!
夏休みは長距離運転する機会が増えるかと思います、その際も注意が必要ですやはり夏場は車内の温度も高くなりますのでエアコンはご使用ください。渋滞に巻き込まれ、トイレに行く回数を減らすために水分補給を控える・・・という事のない様こまめな水分補給お忘れなく。
それでは、楽しい夏休みを過ごすためにも喉の乾きを感じる前に、こまめな水分補給を行い熱中症を予防いたしましょう。
総務省消防局HP掲載の【熱中症対策リーフレット】こちらもご覧ください