芳香剤や消臭剤の正しい置き位置
前回、トイレ掃除の方法について紹介いたしましたが、トイレや玄関、リビング等に芳香剤もしくは消臭剤を置いている方も多いと思います。しかしその置く位置にもそれぞれ適した位置があることをご存じでしたか?もしかしたら置き方次第で効果が薄れているかも!?
せっかく使用しているのに効果を感じられないのはもったいないですよね。正しい使用方法で効果的な使い方をしましょう。
目次
芳香剤と消臭剤の違いとは
まず、芳香剤と消臭剤の違いについて説明します。
- 芳香剤・・・香りによってにおいをごまかすもの。
- 消臭剤・・・悪臭を無臭に変えるもの。
- さらに脱臭剤はにおいの元を取るものになります。
こうやってみるとそれぞれ用途が違うんですね。「トイレ用」「寝室用」「リビング用」等、使用箇所だけ見て購入すると使い方の間違える原因になります。使用目的と使用箇所をしっかりと確認し購入しましょう。
芳香剤や消臭剤のおすすめな置き場所
続いては置き場所ですが、適当に置いてはいけません。邪魔にならない場所に置いたり、最近は見た目も可愛く部屋のインテリアに合うデザインのものも多くあるため「可愛いからよく見えるところに」という方もいると思います。しかし効果を期待するのであれば置き方を改めましょう。
1. それぞれの場所に専用のものを
まずトイレに置くならトイレ用、リビングならリビング用と使用する場所と用途を照らし合わせて購入しましょう。
2. においの位置
私たちが日常生活の中で「くさい」と感じるのは下の方(つまり足元)からです。臭いにおいは(悪臭)は空気より重い成分が多く、下に溜まる傾向があります。そのため、消臭剤は下、またはにおいの元になる部分の近くに置くのが正しい置き方です。
反対に、芳香剤のにおいは空気より重い性質のため上に置くのが良いです。だいたい背丈の鼻の高さでしょうか。そうすると鼻に香りが付きやすく、感じやすくなります。さらにプラスして言うと風通しの良いところに置くものおすすめです。
そこで空気の流れも把握しておきましょう。部屋には換気のための吸気口、排気口があると思います。吸気口は外からの空気を取り入れ、排気口は中の空気を外へ出します。例えば芳香剤を排気口のそばにおいてしまうと、せっかくのいい香りが外へと逃げてしまいます。※もちろん給排気口のお手入れもしっかりしないと効果がありません。
3. 梅雨の時期は湿気対策も
梅雨の季節は特にクローゼットや押し入れ、下駄箱など湿気が溜まりやすくなります。そのまま放置しておくとカビの発生原因になったり悪臭のもとになります。晴れている日は扉を開けて換気したり、ホームセンターなどで売っている湿気取剤を使用しましょう。
押し入れに直接布団などを入れている方は下に「すのこ」を敷くと空気の流れ道が出来るのでカビの発生を抑えることもできます。
さいごに
いかがでしたか?私自身、買ってきたものを邪魔にならない場所にポンっと置いていたので今まで意識していませんでしたが、このことを知った後すぐに位置を変更しました。
今は梅雨のじめじめした季節ですので特ににおいに敏感になるかもしれません。使用方法を見直し、快適な生活を送りましょう。