防汚加工されているトイレの確認の仕方と掃除法

家族全員が使うトイレ。使わない日はありませんよね。

トイレ掃除はゴシゴシ擦る時代ではありません!

今では色々な洗剤や掃除グッズが売られており、CMやホームセンターでもよく見かけませんか?私はホームセンターが大好きで過去に働いていた経験もあります。新しく入荷する商品はいち早く知れるので(従業員あるあるでしょうか)よくチェックしていました。

その話はさておき・・・

皆さんはどのようにトイレ掃除をしていますか?

便器内をブラシでゴシゴシ擦って、シートで拭くという方が多いと思います。実はこの「ブラシで擦る」が大きなポイントなんです。トイレの種類によってはブラシで擦るが逆に便器を傷めている可能性があります。

汚れを落としているのに傷める!?どういうことなのか見ていきましょう。

防汚加工されているトイレの正しい掃除方法

近年のトイレ便器には防汚加工というものがされています。

防汚加工とは

簡単に説明すると便器の表面をツルツルに加工し、汚れを付きにくく、尚且つ落としやすくするものです。何となくイメージできるでしょうか?ブラシで擦るとこの防汚加工が剥げてしまう場合があります。これが要注意なのです。加工が剥げてしまうと効果も薄くなり、便器に傷もつきやすくなります。

自分が使用するトイレが防汚加工されているかどうかを確認する方法

使用しているトイレが防汚加工されているか分からない・・・そんなときはトイレ本体を確認しましょう。メーカーによって下記のように表示されています。下の写真は事務所のトイレ(TOTO)でこのような表示です。

「セフィオンエクト」が防汚加工の表示

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ツルツルな陶器で、汚れが付きにくく清潔が長持ち。『セフィオンテクト』
陶器表面の凹凸を100万分の1mmのナノレベルでツルツルに。汚れが付きにくく落ちやすいTOTO独自の技術です。

 

 

我が家のLIXILのトイレでは、ハイパーキラミックまたはプロガードという表示。ご自宅のトイレも一度確認の上、掃除方法を改めていきましょう。写真では、水栓タンク下の方にハイパーキラミックと書かれていますね。

LIXILの便器表面の防汚・抗菌技術は、「ハイパーキラミック」「プロガード」の二種類あります。ハイパーキラミックは、陶器表面の硬度を高め、平滑にし、銀の力で抗菌する技術です。一方、プロガードは、水アカを防ぐ技術です。

掃除方法

洗剤はトイレ用の中性洗剤を使用し、研磨剤などの入ったものは避けましょう。ブラシについては、研磨剤なしのものであれば、ナイロン製でもPP製でも特に問題はないようですが、念のため柔からなPP製ブラシを使った方がよいかもしれません。ホームセンターや100円均一にも便利グッズも売っていますので、買い物の際は一度ご覧になってはいかがでしょうか?

色んな種類がある防汚加工のトイレ

メーカーによっていろんな防汚加工の方法がされています。例えばパナソニックのアラウーノという製品では、食器用洗剤をセットし、流すと泡が出てきて洗浄してくれるます。トイレに食器用洗剤?と思いますよね。私がオスカーホームのモデルハウスで初めて見たトイレはこちらの商品でしたのでその時はビックリしました。

新築やリフォーム計画の際はぜひスタッフまでご相談ください。ご希望にあったものをご提案させていただきます。

ちなみに・・・トイレに消臭剤や芳香剤を置いてる方も多いと思いますが、正しい置き位置があるそうです!これはまた次回に詳しくお話します。お楽しみに!

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