初めての家づくりでぜひ押さえておきたい住宅の耐震等級

最近は住宅雑誌やインターネットなどによって住宅について手軽に学ぶことが出来るようになってきました。不動産メーカーもそれぞれ得意としている技術やアピールポイントをお客様に理解していただけるよう、創意工夫を凝らしております。

一方で、それと同時に多くの情報があふれ返っているため、何が本当に良いのか分からなくなってしまいがちです。住宅会社の営業マンの話す内容や、インターネットの口コミもどこまで信じられるのか迷いますよね。

そこで、今回は家づくりの一つの目安に出来る「耐震等級」について取り上げていきたいと思います。

安心・安全の家づくりのために住宅の性能を確認しよう!

皆さんはお買い物をされるとき、何を基準に商品を選びますか?金額ももちろんですが、パソコンや携帯電話等の電子機器では「商品の性能」を比較することが多いと思います。

住宅の場合、その性能は住宅会社ごとに「強さ」や「省エネ」といった基準がはっきりせず、比較しにくいケースも多くあります。

住宅の性能を比較する基準となる「住宅性能表示制度」

より住宅の購入者に分かりやすいようにと作られたものが「住宅性能表示制度」です。この表示制度は耐震性や耐久性、省エネ性をはじめとする10つの分野について一定の基準を定めたものになっております。

この制度を使用した住宅であれば同じ基準で性能を比較することが出来るため、購入者にも性能の判断がしやすくなっているのです。

そのお家、本当に地震が起こっても大丈夫?

今回取り上げる「耐震等級」は、もとは上記の「住宅性能表示制度」にある項目の一つです。地震が起こった際に建物がどのくらい耐えられるのかを判断する基準材料の一つになります。

この耐震等級には3段階の等級があります。耐震等級3が一番強い家になります。

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耐震等級のレベル

耐震等級1 ・建築基準法(法律)にて定められている、最低限の強さ。
・阪神淡路大震災級の地震(震度6強~7)が起こった時、即時倒壊しないレベル。ただし、建て替えや住み替えが必要な損傷を受ける可能性がある。
耐震等級2 ・建築基準法にて定められている地震に対する強さの、1.25倍の強さ。
・阪神淡路大震災級の地震が起こっても、補修程度で住み続けられるレベル。※学校や避難所といった建物が該当します。
耐震等級3 ・建築基準法にて定められている地震に対する強さの、1.5倍の強さ。
・阪神淡路大震災級の地震が起こっても、補修程度で住み続けられるレベル。※消防署や警察署といった防災施設が該当します。

法律上は最低限、倒壊した建物の下敷きにならないよう、建物から逃げる時間を確保できるように定めております。そのため大地震の後、その建物に住み続けられるかは分かりません。建て替えや住み替えの費用がさらにかかってくる恐れもあり、なかには二重ローンを抱えてしまう方も多くいらっしゃいます。

家づくりを検討される方は、家族の安全と将来を考えて、高い耐震性を持ったお住まいを計画されることをオススメいたします。

オスカーホームの住宅は、最も強い「耐震等級3」「長期優良住宅」が標準仕様となっており、お客さまの安心と安全を第一に家づくりを行っております。お気軽にご質問やご相談ください。

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