よくあるトラブルから犬・猫と暮らす家での環境を考えてみよう
最近特に思うのですが室内犬・猫と一緒に暮らしているお宅が増えているように思えます。一昔前は犬は番犬で外で飼う、猫は放し飼いといった時代でした。
今回は一緒に暮らすことについて考えてみようと思います。現在飼っている人も、これから予定がある人も一緒に考えてみましょう。
目次
ペットと一緒に暮らすために。よくあるトラブルから家での環境を考える
よくこんな事を耳にします。「良く吠える」「気が付いたら大切な物が齧られていた」「シツケをするが上手くいかない」「壁で爪を磨いて家の中がボロボロです」
ここで考えて欲しいことはペットは家族ではあるが、人間ではないということです。擬人化してペットの事を考えていませんか?犬には犬の常識があり、猫には猫の常識があります。この事を踏まえて接してあげなくては、お互いにストレスを与えあってしまいます。
上の①「良く吠える」②「気が付いたら大切な物が齧られていた」③「シツケをするが上手くいかない」④「壁で爪を磨いて家の中がボロボロです」についてまず考えていきましょう。
トラブル① 良く吠える
弱い犬こそよく吠えるのでは?いやいやそうかもしれませんが…これは犬に対しての話ですが、では犬ってどういう動物って考えてみましょう。
番犬と言われるように犬は、テリトリーに入ってきた者を敵と見て家族を守ろうとする習性があります。威嚇してワンワン吠えて家族を守ろうとするのですね。すばらしい・・・ですが、ワンちゃんに対してどこのエリアを提供しているかを考えて見るとご近所に迷惑をかけることが避けられます。
解放している部屋が広ければ広いほど守備範囲が増えて吠えさせているようなものですよね?窓際にペットコーナーを設置してもよくありません。窓の外からの情報が多い分、郵便屋さんに対してワンワン!近所の子供にワンワン!カラスにワンワン!ワンちゃんも疲れてしまいます。
安心できる場所にペットコーナーを設置する
ここでのポイントとしては動いても良い場所を制限してあげる事が大切という事ですよね。テリトリー管理の制限と言えば良いでしょうか。ご自宅の一番安心してストレス少ないところにペットコーナーを設けてあげる事が大切ですね。小さなスペースにずっといるのもストレスですから帰ってきたら管理できる範囲で遊ばせることももちろん必要になってきます。
トラブル② 気が付いたら大切な物が齧られていた
夕飯を作りながら、テレビを見ながらペットを監視することは難しい事です。帰ってきてオープンな場所に大切なものを置いておいたら齧られた。「こらっ!!」これは飼い主の理不尽な対応です。
大切な物をワンちゃんのテリトリーに置いているという事は、危険なものかどうか管理させているという事になります。ワンちゃんはご主人様を守るために口に入れて確認しているのです。口に入れて確認する行動は、小さいお子さんと同じですね。
出来るだけモノを少なく置く
飼い主側ができることは、出来るだけワンちゃんが管理する物を少なくしてトラブルの原因を少なくしてあげる事。こうすることに事によって互いにストレス無く生活する第一歩ですね。
次回は③、④番検証していきましょう。
> しつけと爪とぎのトラブル。犬・猫と暮らす事を考えてみよう