住宅の営業担当者が伝えたい。建てる前には気づきにくいが、住んでから「しまった!」と思うこと
私たち住宅会社の営業スタッフは、毎日、マイホーム計画の夢を描いておられるお客様とお話しさせていただいております。
多くのお客様は雑誌やモデルハウスなどで、オシャレでピカピカな新築住宅を研究して住宅のデザインやライフスタイルを想い描いておられます。
私たちは、そんなお客様の想いをお聞きし、その想いの実現のため様々な提案をさせていただいておりますが、せっかく建てた住宅に住んでから直ぐに「しまった!」と思わないために「ここは押さえてほしい!」という事を今回お伝えいたします。
数年経ったときに外観がどのように変わるかを想像しよう。
皆さんのお住まいの近所にも、5年から10年前に建てられた住宅団地があると思います。中には、住宅展でたくさんの会社のモデルハウスが同時に建てられたというところもあるでしょう。
そこにある同じ時期に建てた住宅が、新築当時とほとんど変化なくピカピカできれいさを維持できている住宅と、もうずいぶん汚れて傷んでいる住宅と差がはっきり分かれている場合があります。
大きな差が付くのには様々な要因がありますが、一番大きく影響しているのは「住宅の外観デザイン」の違いです。
屋根の形状、建物全体のデザイン、外壁材の材料、住宅の向きなど差が付く原因は多岐にわたります。どうしてその差が付いたかという原因や、経年による汚れや傷みがデザインの違いで防げることなどについては、当社の営業スタッフに尋ねていただければ分かりやすくご説明いたします。
マイホーム計画では最新のモデルハウスや雑誌記事を参考にしておられる方がほとんどです。それは概ね正しいのですが、もう一つ情報収集するとすれば「数年後の住宅がどうなっているのか」を確認することです。
近所の住宅を散歩するのも建てる前の研究・観察のコツ
まずは、検討している会社の住宅を知り合いが建てていれば見せてもらったり、住んでからの感想や、「やっておけば良かったこと」「必要のないこと」などをアドバイスしてもらいましょう。
また、5年から10年ほど経過した住宅団地を散歩して、どこが汚れやすいのか、どんな外観の家が傷みが少ないのかなどを研究・観察してみるというのも、ぜひ行なってください。必ず、お役に立てる情報収集になります。建ててから「しまった!」と思わないためにも、ぜひ試してみてください。