完成見学会でのチェックポイント
実際にそのメーカーや工務店で建てられたお家を見学できる完成見学会。一度はチラシをご覧になったことがありませんか?完成見学会は、全ての施工を終え、住宅を引き渡す前にお施主様のご厚意で行われることがあります。
モデルハウスを見に行くときのポイントは以前にもご紹介いたしましたが(記事はこちらから)、今回は完成見学会での大事な部分が分かる要チェックポイントをご紹介いたします。
目次
モデルハウス見学と完成見学会の違い
モデルハウスの特徴
モデルハウスは住宅を良く見せるために様々な設備や仕様をオプションで付けている場合があります。メーカーがそうするのは、実際に建てる際には不要でも最新の設備を見てもらいたいからです。また、家具の配置などもされており生活のイメージもつきやすいですよね。
完成見学会の特徴
一方で、実際のお施主様が建てられた住宅をお借りして開催する見学会を「完成見学会」と呼んでおります。完成見学会では、その土地に合った間取りや日当たり、モデルハウスでは見られなかったリアルなこだわりが伝わるのではないでしょうか。
この完成見学会でその会社の得意部分とされるのが大いにわかるのも一つの魅力です。
いままでモデルハウスしか見たことがなかった方にとってはわくわくですね!では「完成見学会」でチェックしたいポイントをいくつかお知らせします。
完成見学会でのチェックポイント
1.立地の選び方が参考になる
これから実際に住む家ですのでどのような立地に建てられているのか。学校やスーパー、駅などの公共施設が近いなど土地を決めるポイントはいくつかあると思います。
- ここからスーパーは何メートル
- 学校へはこのルートで通う
- 道路の交通量
- 道幅の長さ
- 融雪装置などが整備されているか 等
自分達が暮らすことを想像してみましょう。そこで比較しながら土地を探している方は参考になるかと思います。
2.ライフスタイルに合わせてつくられているか
完成見学会を実施する住宅は、請負住宅ですから、ご家族様の構成やライフスタイルに合わせて建築されています。
モデルハウスではオプションなど良いものを見てきましたが、完成見学会の家の場合は、お施主様が「必要」と見込んだ設備が厳選されています。各設備は「標準」と「オプション」の2種類から選ぶことになりますので、お施主様の選択を元に、どれが使い勝手があり実用性の高いものかを見極める手助けになります。
また、生活動線も実際に歩いてみることで確認してみましょう。モデルハウスの場合はお客様が将来採用されるかも知れない間取りや動線を敢えて見せている場合も多いので、お施主様が実際に採用されていることを確認できる面もあります。
3.日当たりや土地に合った設計
モデルハウスでは想像していなかったお隣さんとの距離や日当たり。
実際に建ってみるとお隣さんとこんなに近いの?日当たりが悪くて部屋が暗い・・・なんてことも。
そのためにお隣さん同士の距離を保ったり、日差しがうまく入るように設計されていたりと、きちんと考えられていることが分かりますね。これから住まわれるお施主様の細かな配慮も伝わってきます。
よりリアルな家づくりの勉強になる「完成見学会」
モデルハウスだけでは体験できないのが「完成見学会」です。実際に住む家と見るだけの家では違いがあります。
完成見学会はお施主様のご厚意で行われますので見学できる機会は少ないかもしれませんが、だからこそチャンスです!!マイホーム計画をかなり具体的にお考えの方には、参加必須だと思います。
オスカーホームでも開催の際はHPにてお知らせしておりますのでお楽しみに。詳しくはこちら
見学マナーもお忘れなく
最後に、完成見学会はお施主様のご厚意で行われますので、見学マナーは必ずお守りください。新築のお住まいに汚れ・キズが付かないように手袋や靴下着用、小さなお子様とご同伴の際にはお子様から目を離さないなど最低限のマナーをお守りくださるようお願いします。