夏を盛り上げる風物詩。新潟県の代表的な夏イベント「越後三大花火」
新潟の夏はやっぱり花火大会!新潟県内で行われる花火大会の数は多く、6月~9月までいろいろな場所で開催されています。
その中でも、有名なのが「越後三大花火」。大きな花火大会のそれぞれの打ち上げ場所の特色に因んで名づけており、全国的に見ても屈指の花火大会です。
画像出典元:にいがた観光ナビ「ぎおん柏崎まつり」
目次
新潟県の夏の風物詩として人気高い「越後三大花火」とは?
越後三大大会とは、ぎおん柏崎まつり、長岡まつり、片貝まつりの3つの三大花火大会のことを指しています。花火打ち上げ場所の特徴からそれぞれ「海の柏崎、川の長岡、山の片貝」と呼ばれることもあります。
越後三大花火の打ち上げ場所の特色
この3つの花火大会の一番のポイントは、「海の柏崎、川の長岡、山の片貝」と名前からも分かるように、打ち上げ場所に特色がある点です。もちろん打ち上げ数の数や花火の綺麗さなどにも定評があります。まずはそれぞれの大会について紹介いたします。
1. 海の柏崎
海の大花火大会、ぎおん柏崎まつりは新潟県柏崎市で行われるまつり。「日本海」を舞台に打ち上げるので「海の柏崎」と呼ばれています。
「海中空スターマイン」をはじめ、迫力満点の600mにも渡る「ワイドスターマイン」、「尺玉300連発」「尺玉100発一斉打ち」など、海上に響き渡る音と、海面に反射する光が美しい、大迫力の花火です。
2. 川の長岡
長岡まつりは新潟県長岡市で行われるまつり。「信濃川」という河川敷で行われるので「川の長岡」と呼ばれています。こちらの花火は、全国の人気花火大会に5位以内に名前が上がるほど知名度も高い花火大会です。
戦後、長岡復興の象徴として再出発した「長岡まつり大花火大会」。長岡空襲や新潟県中越大震災で亡くなった人たちへの追悼と復興への意が込められています。
大きく華開く「正三尺玉」や、打ち上げ幅1.7kmにも及ぶ復興祈願花火「復興祈願花火フェニックス」、尺玉100発を打ち上げる米百俵花火など見所満載です。
画像出典元:にいがた観光ナビ
3. 山の片貝
片貝まつりの正式名称は「浅原神社秋季例大祭」。小千谷市で開催されるまつりです。「浅原神社」でのお祭りなので「山の片貝」と呼ばれています。花火は、丘の上で打ち上げられています。
こちらの花火は、江戸時代からの歴史がある浅原神社への奉納煙火です。還暦・結婚・誕生祝いなどの思いをこめ、神社に花火を奉納し、花火の玉送り、古式豊かな筒引きが行われます。
直径800メートルもの大輪の花を咲かせる「正四尺玉」や、真昼の「三尺玉」、「祝還暦 大仕掛超特大スターマイン」など尺玉が多く打ち上がるのが特徴です。「正四尺玉」の大きさはギネスブックに掲載された事があるほどです。
画像出典元:にいがた観光ナビ
越後三大花火の開催予定日程
「越後三大花火」大会は、ツアーが組まれ県外からも多くの観光客が来られます。是非、この機会に足を運んでみてはいかがでしょうか。
※花火大会は天候や都合により変更となる場合があります。お出かけの前には事前にご確認ください。
花火大会名 | 開催日時 |
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ぎおん柏崎まつり花火大会 「海の柏崎」 |
2015年7月26日(日) 19:30~21:10予定 |
長岡まつり花火大会 「川の長岡」 |
2015年8月2日(日)~8月3日(月) 19:20~21:10予定
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片貝まつり花火大会 「山の片貝」 |
2015年9月9日(火)~9月10日(水) 19:30~22:20予定 |