知ってると便利!自分の体を使ってお家のサイズを図ろう!
これからお家づくりをお考えの皆様、住宅会社の展示場やモデルハウスなどをご覧になる機会も多いかと思います。ご自身のお家に反映できるところが無いか、いろいろチェックしたくなりますよね!
目次
モデルハウスや展示場ではサイズ感を把握して、家づくりの参考に
でも、総合展示場に行ったけれどサイズ感が分からず、何となくのイメージだけで終わってしまう場合も…。大きな総合展示場などでは家自体のサイズも大きく、実際の生活での大きさが分からないことがしばしばあります。
お勧めとしては、展示場やモデルハウスに行かれる際には、メジャーなどを持っていくと寸法も図れるので分かりやすいかと思います。しかし、実際にメジャーや物差しを常に携帯していらっしゃる方は少ないです。また、メジャーを取り出して測りはじめるのも、何となく他の方の目も気になりますよね…。
そこでご提案なのが、ご自身の体の一部を上手く活用して、家具やお家の大きさを測ることです!これなら、道具も使いませんので荷物にもなりません。
知ってると便利!自分の体を使ってお家のサイズを図ろう!
身長≒両腕を広げた長さ
まずはご自身の身長が何センチかを大体把握しておきましょう。そうすれば、両腕を広げた長さが大体身長と同じくらいになってきますので、部屋の広さなどを測るときに便利になります!
尺貫法(昔から日本で使われていた寸法の単位=寸・尺・間・帖など)で建てられているお家でしたら、1.8mの間隔=1間(けん)がよく使用されています。ちなみに畳の長手の寸法も約1.8mです。
例えば、身長が160cmの方でしたら、両腕を広げて少し長いくらいがちょうど1間程になりますね!お部屋の一辺が1.8m+1.8mほどでしたら、そこは約8帖間になります。
肘から指先までの長さ=身長の1/4
もう少し小さいものを測りたいときには、腕や手を使って測ってみましょう。
肘から指先までの長さは、身長の4分の1となりますので、ご自身の身長からすぐに調べることが出来ます!
ちなみに、著者は身長168cmなのですが、実際にメジャーを使って測ってみたところ42cmとなっており、本当に身長の4分の1の長さとなっておりました!
また、尺(しゃく)という単位もよく耳にするかと思います。1尺は約30cmほどなので、大体肘から手首までの長さイメージしていただければ大丈夫です。
手の大きさも押さえておきたい!
ちょっとした棚の奥行きや、キッチンカウンターの幅などを調べるときには、ご自身の手のひらを使うと分かりやすくなります。
大きく指を開いたときの、親指から小指の先までの長さなどは押さえておきましょう!
大きさとしては、15~20cmほどの方が多いのではないでしょうか?
目線も使って高さを調べる
ご自身の身長が分かれば、目線の高さも分かってきます。目線の高さは、身長から10~15cmほど引いた高さになります。例えば、身長160cmの方ですと、目線の高さは約150cmになります。
具体的な例を挙げますと、棚などを取り付けたいときに、目線の高さも使うとより具体的な数字に近づくかと思います。
建具の高さも知っておくと便利!
現在、よく使われている建具(扉など)の高さは2mのものが多くなっております。建具の高さを目安に、天井の高さを確認することが出来るので、そのお家の天井高も大体把握できるかと思います。
天井高は2m40cmほどが一般的ですが、最近は2m70cmほどの高天井となっているお家も増えておりますので、建具も一つの目安になります。
お家はその物件によって大きさが様々ですが、体の大きさは変わりませんので、ぜひ寸法を測るツールとしてどんどん活用してください!スケール感を身に着けることで、より具体的にお家づくりのお話を進めていくことが出来ると思います。