浴室乾燥機を家に設置するメリット・デメリット
これから6月に入り梅雨の季節がやってきます。その中で洗濯物を乾かすスペースにお困りではありませんか?今回はこんな時期に便利な浴室乾燥機についてご紹介いたします。
目次
洗濯物についての過去の記事
- どこに干す?どうやって干す?洗濯物干し場を充実させて、天候にも左右されず、便利度アップ!
- 衣類の劣化、花粉時の干し方、部屋干しの悩みなど洗濯上手になるためのコツ
- 浴乾(浴室暖房換気乾燥機)を使いこなして、梅雨も寒い時期も年中快適に
まず、浴室乾燥機とは?
浴室に付けられた設備であり、新築の場合は多くが天井に埋め込まれています。浴室乾燥機の真下に下の写真のように、竿を掛けられることができますので、カビの抑制はもちろん、スペースの有効活用と雨天時に洗濯物を干すことができるのるのが特長です。
浴室乾燥機のメリット
浴室として使う場合
お風呂は湿度が高いのでカビも発生しやすいです。特に窓がないお風呂はカビの発生や臭いを抑えるために換気が必要です。入浴後に浴室乾燥機を使えば換気と乾燥が出来るのでカビの抑制もできます。
洗濯物を干す場所として使う場合
雨天時は洗濯物の干し場所に困りますよね。
室内干しは生乾きなどの臭いも気になり、特に女性は下着など見られたくない洗濯物も多いですし防犯対策にもつながります。今の時期は花粉、PM2.5対策にもぴったりです。
暖房機能として使う場合
寒い冬にお風呂に入ると脱衣所と浴室の気温差が激しく高齢の方や血圧が高い方には大変危険です。毎年、多くの高齢の方が気温差によって発症する「ヒートショック」によって亡くなっています。ヒートショックについてはこちらをご覧ください。
浴室を暖めておくことでヒートショックの予防にもつながります。浴室乾燥機を入浴前の30分ほど前から付けて、暖めておくといいでしょう。
浴室乾燥機のデメリット
写真:浴室乾燥暖房換気扇
個人的にはおすすめしたい点ばかりですが、少しばかりデメリットもあります。
- 設置の初期費用
- 乾くのに時間がかかる場合もある
- 乾燥機を使うとその分光熱費がかかる
設置するのに費用がかかるのはもちろん、使うと光熱費がかかるのも事実。さらには乾きにくい!?ときたら今までのメリットは何だったのかと思うかもしれません。
しかし、上手に組み合わせて使うことが大切で、例えば
- 花粉が気になる季節
- 仕事で帰りが遅くなり、外干しでは洗濯物が湿ってしまうとき
- 寒い季節のヒートショックの予防
- カビの抑制と洗濯物を乾かすを同時に
など必要に応じて使い方を分けていきましょう。
私自身も最近、浴室乾燥機を使用し始めましたが、少し肌寒いときなど暖かい風が肌を暖めるのでとても快適です。真冬の寒いときはさらに快適さを実感できるのではないでしょうか?
5月といっても寒暖差の激しい季節ですので体調管理も難しいですが、このように予防や対策をしっかりとし健康面から気を遣っていきましょう。