【ママ・女性視点の家づくり】リビングの快適空間作り。人気のロースタイル、アウトドアリビング、畳スペース
家でのくつろぎ空間のリビング。前回は、そのリビングで家族が快適に過ごすための「収納」の工夫について紹介しました。今回は、新薬・リフォームを考えている方に、近年人気のあるリビングのスタイルを紹介していきます。
目次
「ママ・女性視点の家づくり」の連載記事
この連載では、忙しくても頑張る「ママや女性」の生活空間や家事についてスポットを当て、よりよい暮らしへのスタイルづくりのプランニングを考えます。
過去の「ママ・女性視点の家づくり」の連載記事はこちらからご覧下さい。
2・みんなの快適ってどんな空間?くつろぎを考える
リビングでのひとときは、家族とのかけがえのないコミュニケーションの時間。
また、家事や用事を済ませ、一日の終わりにホッとした気分になれる場所ですね。
昼下がりやお休みの夕方、おいしいお茶を淹れてお気に入りのお菓子やスイーツを楽しんだり、夕ごはんを終えた夜には家族が自然に集まって団らんの時間を過ごしたり。
子供や旦那さん、みんなでごろんとできるシアワセ時間は、心からのリラックスタイムですね。
リビングにいる時のリラックスムードのママが大好き、そんなお子さんもたくさん。
仕事や育児での慌ただしい日中と切り離され、眠るまでのゆっくりできる自分時間は、また明日をがんばるためのリセット空間にもなりますね。
リビングでの快適な過ごし方いろいろ
低さにこだわり、開放感やくつろぎ感が高まるロースタイルも人気
リビングでは、背があまり高くない低めの家具を置くことで、すっきり広々とした雰囲気が生まれます。大きめのローテーブル、みんなが座れるL字ソファ、さわり心地のよいラグを敷いて。
友人やママ友が集まって、お気に入りの食器でわいわい楽しくティータイムする時にも、フロアでくつろぐスタイルなら空間を広く使えます。
最近はお洒落な座椅子も増え、ビーズクッションもリビングでのお供として人気ですね。
一緒にごろごろできる空間で、寝転んで絵本や読書。ソファの背にもたれて旦那さんとDVDで映画を観たり、リクライニングチェアでのんびりしながらお気に入りのCDを流したり、リビングでの過ごし方も楽しみがどんどん膨らみます。
オスカーホームがおすすめするアウトドアリビング
通りからの視線は遮り、空からの光や風はたっぷり取り込む、そんなプライベートなスペシャルエリアです。
同じ家の中でもたまには気分を変えて、ランチやティータイム、夜は友達を呼んでビールやワイン、大人の時間もいいですね。リビングとキッチンに隣接すれば行き来しやすくなり、料理を運ぶのも片付けでの往復もラクチンになり、使い勝手も抜群。キッチンからいかにスムーズにアクセスできるかは大事なポイントですね。たまにはひとりでゆっくり、そんな特別なスペースにもなりそうです。
画像:オスカーホームの「La・ciie(ラシーエ)」
多くのママが欲しいと感じている、畳スペース
近年では、リビングの奥に小上がりの畳スペースを作るスタイルがポピュラーになってきています。畳の香りは心が落ち着き、足ざわりも心地よく、ちょっとゴロンと横になるのにもピッタリ。
子供が座って絵本を開いたり裸足で寝転んだり、気軽に遊べる格好の場所でもあります。座布団に小さいローテーブル、ママ友と日本茶を飲むのも特別なひとときになりそうです。
洗濯物を広げて畳んだり、少し横になって休憩したりするのにも便利ですね。
冬の床暖房はあったかしあわせ
奥にある畳コーナーや床に座ってくつろぐタイプのリビングでは、床暖房がポカポカとあたたかい快適空間を作り出します。また、畳スペースでは、失われつつある家族団らんの「こたつ」も、我が家の冬の風物詩として取り入れれば、大きな存在になること間違いなし!
家族で食後にみかんを食べながらテレビを見たり、トランプをしたり、ウトウトとうたた寝をしてしまったり……。こたつだからこそのじんわりしたあたたかさ、ほんわかした空間はファミリーの幸せそのもの。きっといつまでも、家族での思い出深いひとときになるでしょう。
また、リビングでは大きな窓が設置されていることも多く、たっぷりとした窓から明るい日差しが入ると開放的で気持ちがいいですね。向かいや通りなど外を気にせずカーテンを大きく開け、窓からの風やお日様を感じられることも、くつろぎ感アップにつながります。
冬でも窓から太陽光がサンサンと入れば、昼間は電気も要らないような明るさ。日差しで部屋も暖まり、省エネにも役立ちます。
次回はリビングのコーディネート、インテリアについて!