【ママ・女性視点の家づくり】 新築・リフォームで考えるリビング空間づくり。収納棚、床下収納など収納の工夫

遊び、くつろぎ、学べる。
家族の笑顔や成長は、いつも暮らしの中心・長く時を過ごすリビングから

忙しく働くママや女性の、家でのくつろぎ時間。

あたたかな雰囲気の過ごしやすい場所には、自然と家族が集まりますね。
ともに暮らす大事な家族との「大切なリラックスタイム」を、快適でのんびりイキイキとした楽しい家族時間にするために、現代のお茶の間とも言える「リビング」にこだわっていきましょう!

家族はもちろん、わたし(ママ・女性)にとっての心地よいリビングってどんなものだろう?
オスカーホームでは、そんな女性たちのよりよい空間へのいろんな希望をベースに、暮らしやすい家づくりを目指しています。

「ママ・女性視点の家づくり」の連載記事

この連載では、忙しくても頑張る「ママや女性」の生活空間や家事についてスポットを当て、よりよい暮らしへのスタイルづくりのプランニングを考えます。

過去の「ママ・女性視点の家づくり」の連載記事はこちらからご覧下さい。

今回は、リビングでの
・「収納」モノが多く散らかる!スッキリ広々スペースづくり
・「くつろぎ」家族みんながゆったり過ごせる楽しいリビング
・「空間」コーディネートや活用術で居心地UP!
について、オスカーホームでも人気が高いリビングスタイルとともに、ママや女性、そしてファミリーが快適に過ごせる空間づくりについてお送りします。

新しい家やリフォームを考える時に、大きな存在となるのが「リビング」

間取りや配置、色使い。ママや女性、家族の希望を取り入れ、その家を表す顔とも言えるべきリビングを作り上げることは、楽しみでもあり大きな課題でもあります。食や勉強、趣味とつながり、広い用途で使え、家での中心地として自然とみんなが集まってくるような、心地良いものにしたいですね。

新築やリフォームでのリビング・3つの面から快適を考える

今回、リビング作りを考えるときに重要な3つのポイントから考えていきます。まずは1点目から!

  1. 散らかりがちなリビングでの収納問題を考える
  2. みんなの快適ってどんな空間?くつろぎを考える
  3. 空間づくり+コーディネートを考える

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1. 散らかりがちなリビングでの収納問題を考える

1日の家事が終わり、「やっとくつろげる!」と思ったのもつかの間、散らかったリビングを見てため息。休憩の前にまずそれらを片付けることから始まる、そんなママも多いのでは?

とにかく散らかるリビングまわり

家族が集まる団らんの場所は、それぞれが趣味や用事を持ち込む場所でもありますね。
それにともなってついついモノが増え、リビングはいろんなもので溢れます。

  • 学校用品などが出しっぱなしになる
  • コップやお皿、お菓子などがそのまま
  • TVやDVD、ゲーム用など、リモコンがいっぱい
  • 新聞やチラシ、郵便物があちこちに
  • ゴミやお菓子などの食べこぼし
  • ついついソファがもの置き場に

などなど、学び用品から趣味や遊び道具、食べ物までさまざまなもので散らかりがち。

どんな収納が一番便利で続くのだろう?

リビングこそ、十分に空間を活かした収納が必要とされるエリアですね。

まずは、収納場所を細かく設定&確保しましょう。

  • みんなが使うもの用BOX
  • 家族それぞれのお片付け用BOX
  • 各自のボックスをしまえる場所・フリースペース

を作りましょう!

リビングでのお片づけは、ひとつの棚の中でコーナー仕分けすると片付けやすく、だれが見ても把握しやすいのでカンタンです。

新築やリフォームで考えるリビング収納の工夫

さて、これから家づくりを考えている方ならば、次の3つの方法のように収納の工夫をもっと大胆にできます。

1. 作り付けのリビング壁収納

TVコーナーを兼ねた、壁面を広く使っての作り付けのリビング壁収納も人気があります。

ガラス扉や目隠し扉がついたもの、オープンスタイルなどのバリエーションで、本やDVD、小物や飾りなど「見せる」「隠す」のメリハリある収納ができるところが魅力。リビングでの収納棚は、あまり深さのない中身がパッと見渡せるタイプがおすすめです。

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2. 空間を活かした収納棚

クローゼットのような、天井までの広々とした空間を活かした収納棚も便利です。

  • 掃除機やフロアワイパーなどの清掃用品
  • 新聞や雑誌をまとめて一時置き
  • 仕分け棚でそれぞれの使用者・用途を分け、ラベリング

など、いろいろなものをシステマチックに片付けることができ、人気があります。

※リサイクルに出す新聞・雑誌は日々どんどんたまっていくので、サッと上から重ねていける雑誌ストッカーを棚の中に用意しておきましょう。読み終わったらすぐ入れられる状態にしておけば、とりあえずその辺に置くことがなくなり、スムーズな片付け習慣になりますね。

3. フロア下収納

リビングのフロア下を利用した便利な収納庫も大活躍します。

読みかけの本や雑誌、子供の絵本やおもちゃ、リモコン類など、出しっぱなしだったいろんなものを、急な来客時にもサッと入れることができて大助かり。写真は、リビング和室の下を活用した収納例です。

リビング収納

家族それぞれの「なんでもBOX」があると便利

ポイポイ入れてもOKで見た目もおしゃれなカゴ素材のボックスなど、リビング⇔自室やベッドルームを簡単に往復、各自での片付け&管理ができます。

どのタイプも、多くのママが望む「隠せる収納」が可能に。併用すればさらに収納力アップ!

また、収納場所に対しての「扉の開けやすさ」もポイントになります。

ソファがあって開けにくい、いったん前のものを退けないと開けられない、となると収納から遠ざかってしまいます。サッと開けてサッとしまえることを第一に考えましょう。

ママの片付け負担を減らすためにも、いつでもスッキリ片付けておきたいですね。

リビングの角コーナーでは、場所を取らずインテリアにもなるポールタイプの洋服掛けも便利。
いつも使うお買い物ポシェットやバッグ、ストールやカーディガン、帽子など。
ハンガーを吊るしておけば、お友だちが来たときにも上着やかばんをスッと掛けられますね。

どんどん増える、いるモノ・いらないモノ

買い物やお出掛けから戻ったとき、「これどこに片付けたらいいんだろう?」と思うことありませんか?

例えばお出かけで買ってきた「新しく家に入ってきたもの達」。洋服や雑貨、本やおもちゃ、とりあえず置いておきたいフリーペーパーや、捨てるにはもったいない化粧品サンプルやリボンなど、新たなものがどんどん増えていきます。

そのほかにも「家から持って出掛けたものだけど、定位置がなくどこに戻せばいいのか?」といったこともありますが、これは収納場所が決まっていなかったためです。

どちらのケースも、その都度迷ったものの置き場所や捨てるまでの方法を考え、新たに定位置を作ると次回から困りません。

持ち込まない収納

自転車やバイク、車や家などのカギ類。手袋やサングラスなど、外出時に持って出るものは部屋の中まで持ち込まず、玄関での置き場所を決めて収納コーナーを作っておきましょう。

出掛けしなの「どこへ行ったかわからない!」問題がなくなり、また、毎朝決まった場所をチェックすることで、よくある忘れ物がなくなります。

次回は、リビングの空間づくりについて考えていきます。おたのしみに!

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