家の購入・引っ越しが秋にもっとも盛り上がる理由。秋のお休みの家探しスケジュール
じっくりと家探しをされている方はご存知かもしれませんが、実はこれからの秋の季節が住宅業界では「秋の住宅商戦」と言われ、一年で一番活気がある時期なんです。
2014年の今年は、シルバーウィークとされる9月の連休数が少なめですが、秋は家の購入や引っ越しなど動きが多い時期です。今回はその背景と、今家さがしをしている方に秋のおすすめスケジュールを紹介します。
秋が住宅商戦の時期とされている理由
1. 気候的に涼しいため、家の購入を考えているお客さんが動きやすく活発になりやすい。
冬や年度末は行事などで忙しくなるため、夏が終わり涼しくなってくる秋の時期が動きやすいです。逆に暑い夏は動きが一度下がる傾向にあります。
引っ越しも新学期が始まる2−3月が一番多くなりますが、個人の希望で動く場合は、比較的空いている秋がおすすめとなります。
2. 不動産会社各社にとって決算目前の、本腰が入る時期!
企業によって異なりますが、3月または12月が決算時期の会社がほとんどだと思います。決算目前も時期で、各不動産会社も特に気合が入る時期です。
秋に発表される新物件や各種キャンペーンを見逃さないで
上記に挙げた、秋の不動産業界の特徴から、秋には販促を促すためのキャンペーン展開や新物件の発表が数多く行われる傾向にあります。
各社ともこの時期を狙って、毎年さまざまなキャンペーンやイベントを行いますので、家さがしを検討している方は、情報収集をしてみてください。
イベントなども頻繁にありますので、ご家族で出かけて実物のモデルハウスや各メーカーの社員の話などを聞いてみてください。色んな情報や感想を得られると思います。
秋の家さがしスケジュール
今年は連休があまり続きませんが、この期間を利用して、ご家族で家探しを検討している方もいるかと思います。各種キャンペーンなどもこの時期多く行っていますので、積極的に出かけてみましょう!
では、おすすめスケジュールです。
1) 8-9月にかけて情報収集と資料請求を!
家さがしを始める場合、以下の点をまずは決めておきます。そして、それらに合った物件があったら、すかさず情報を集めます。
・ 予算
・ 立地
・ 外せない条件を具体的に
メーカーの検索機能を使ったり、各社メーカーの資料を集めているサイトもあるので、こうしたところからネットで条件にあった物件のみをピックアップすることも可能です。
ある程度の量の情報を集めることで、メーカーの傾向や、それぞれの長所短所などが見えてくるようになります。
2) 資料請求は本命だけでなく、複数件取り寄せてみよう(9月中)
好きな物件が見つかったらそれだけに固執しがちですが、ここはあえて条件に合う他の家の資料も見ておきましょう。
色んな角度から家を見ることによって、モデルハウスへ足を運んだ際に気付くこともあります。また、資料はあくまでも資料です。広告がとても良く見えても、実物にがっかりしてしまう場合などもありますので、最初から的をしぼってしまうのは、もったいないでしょう。
3) いよいよモデルハウスへ!
積極的に楽しむ気持ちで見ていこう。(9月後半〜11月)
資料請求をした物件のうち、気になるものは積極的に足を運びましょう。
時間に余裕があれば、モデルハウスの見学は1日2件程がベストです。というのも、1日に沢山見てしまうと、最初見たモデルハウスについて忘れていたり、モデルハウスごとの印象が混ざったりしてしまうためです。
気に入った物件に巡り会えなかった?
残念ながら気にいる物件に巡り会えなくても、条件を見なおしたり、追加で他の物件の資料請求を行ったりすることで、自分に合った家が見つかることもあります。
気に入った物件を発見した場合は
運良く見つかったらお休み期間中にもう一度見学に訪れたり、周辺環境を見て回ったりしましょう。
家ももちろん大事ですが、どのような人が周りに住んでいるのか、子どもの通学路を細かくチェックしたり、夜の様子を見たり、など周辺の環境チェックも家さがしでは重要な要素になります。