富山で家を建てるなら常識!?おさえておくべきポイント3つ

富山で家づくりを考えている、というそこのあなた!
何を重視してマイホーム計画を進めていますか?

間取り、デザイン、価格、性能など 色々なこだわりを持っていると思いますが、
「富山で家を建てる」という大前提があるならば、まず第一にクリアすべきポイントがいくつかあります。

知った上で建てるのと知らずに建てるのでは大きな差になるかも…?
当然と思うようなこともあるかもしれませんが、家づくりを始める前に 改めて確認しておきましょう!

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写真:滑川市の丘より富山湾を遠望

家造りは、その土地、気候、暮らしに合うことが基本

家の構造や設備など表向きなことばかりについ目が行ってしまいがちですが、家を建ててから数十年先まで快適な暮らしをするためには、まず家を建てる土地について理解することがとっても大切です。特に富山は季節によって気温の差がとっても激しい!

今回は富山で家を建てるならば、知っておかなければいけない富山の土地とその暮らしについて簡単に紹介します。

夏は夏ですごく暑いし、冬は冬ですごく寒い富山

富山の夏の最高気温は平均36.8℃と47都道府県中13位。
太平洋側に比べて湿度も高いので、不快度指数はMaxです。

一方、冬は最低気温平均-6.1℃で47都道府県中12位。
1月2月は凍結で出勤ラッシュ時に大渋滞になったりします。
(それぞれ日最高気温・日最低気温の月平均の最高値・最低値から計算しました)

かつて兼好法師(吉田兼好)が
「家の作りやうは夏をむねとすべし」簡単に訳すと「日本の家は夏の暑さ対策を一番に考えなさい」と『徒然草』で言っていたように、昔から日本の家づくりは夏をいかに涼しく過ごすかに重点が置かれがちでした。

しかし、夏はとても暑く、冬はとても寒い富山ではそれではいけないのです。
富山では冬をいかに暖かく過ごすかもとても重要!

ですから「夏涼しく、冬暖かい住まいづくり」が富山では基本となります。

2日に1回は雨が降る富山

富山の年間降水量は2,300mmで47都道府県中5位。
年間降水日数は182日で こちらは47都道府県中2位!
富山は1年の半分は雨または雪が降るのです。

そんな降水量の多い富山では 雨や雪対策がしっかり施された
「湿気に強い家づくり」が必須です。

また 共働き率も54.7%(47都道府県中5位)と高く、働きに出る奥様が多いのも富山の特徴。
家事と仕事を両立しなければならない奥様にとって、洗濯物を干す場所はとても重要です。

留守中に途中で雨が降ってきても、取り込むことができないので、
富山で共働き家庭の場合は基本、部屋干し。

どちらかというとベランダよりも、
サンルームやユーティリティのような「室内干し空間」の方が、雨にも全く濡れないので重宝します。

ユーティリティ

画像:オスカーホームのユーティリティー例

車は一家に一台?いえいえ、富山では1人1台です

富山は1世帯あたりの自家用車保有台数が1.70台と47都道府県中2位。
都会ほど交通機関が発達しておらず、車がなくては生活できないといわれる富山では、
一家に一台というよりは1人に1台が当たり前。

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そこで考えなければならないのが駐車場の問題です。
例えば4人家族で子供が小さいうちは お父さん・お母さん用の2台が止められれば十分ですが、
子供もマイカーを持つようになると スペースが足りなくなってしまいます。

ですから将来のマイカー台数を見越して 土地選び、家の配置を考えることが大切です。
富山では「マイホーム計画」と「駐車計画」はセットということです。

さいごに

今回は富山で家を建てる際のポイントを3つご紹介しました。

もちろんこの他にも 様々な特徴や富山県内での地域差もありますが、
どこで家を建てる場合でも ‟その土地、気候、暮らしに合った家づくりが基本”ということです。

そこをおさえた上で、間取りやデザインなどのこだわりの部分を実現していきましょう!

データ参照元:富山県庁「100の指標 統計からみた富山」平成25年度版より

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