【新築・リフォーム】梅雨時期や、冬期の物干しに困らない、快適な洗濯空間のある家作りを考えよう
梅雨時期、冬場の洗濯干しや、布団乾燥など外で干せない時期、どうしようかと悩まれていませんか?
最近では、衣類については乾燥機能付き洗濯機、布団については布団乾燥機や布団掃除機など色々ありとても便利です。
そういった家電製品を利用するもの良いのですが、「家・住まいづくり」から年中快適に使える洗濯干しについて検討したい方に、今回はいくつか方法を取り上げたいと思います。
目次
1. 間取りに物干しスペース等の専用空間(ユーティリティ)を考えてみる
家のユーティリティースペースとは
基本的なところからですが、ユーティリティースペースとは、洗濯・アイロン・などの家事作業を行なうスペースや部屋のことです。最近の家ではこのユーティリティースペースを構えている物件が多く見られます。
これまでの家には洗濯を行うスペースが限られていることが多かったため、特に女性や主婦の方には大人気です。オスカーホームの物件では全モデルハウスにユーティリティースペースを備え付けているほどです。
ユーティリティースペースの特長
- 1Fにある場合は、脱衣室・洗濯機と同じスペースか隣接したところにあり、脱衣⇒洗濯⇒物干し と作業が一連にできることが特長です。
- 2Fにある場合位は、天候が不順な時、外干し出来ない時期や防犯上外に干したくない場合の物干しスペースとして使います。
リビングや、浴室などの生活空間では無く、ユーティリティーとして専用の物干しスペースを造ることが、まず1つの方法です。
専用のスペースを準備することで、梅雨時期や冬場も関係なく、洗濯物干しが出来ます。
オスカーホームの富山市本郷モデルの場合、以下のように3.5帖のユーティリティースペースを設けています。
ユーティリティースペースを家に新しく作るときのポイント
- 1Fの場合:キッチン・浴室・洗面室とユーティリティスペースが隣接しているようになっていることで、日常の家事動線が短くなり、効率的な作業ができるようにします。
- 2Fの場合:ベランダ・バルコニーがある場合には、隣接して作ることで急な雨などでも洗濯物の取り込みが楽にできるようになります。
画像:オスカーホームのユーティリティー例
2. ユーティリティーの換気扇を利用して洗濯物を乾燥する
現在建築されている住宅の多くが省エネルギー高気密住宅で建築され、換気システムの設置が義務化されています。
家の中の湿気や臭気が多く排出されやすスペース(お風呂、脱衣室、キッチンなど)には排気口が設置される為、物干しスペースとしてのユーティリテーには湿度センサーの付いた換気扇を取付けることで、ユーティリティーを洗濯乾燥室としても利用できます。
ユーティリティーに十分な広さがあれば、洗濯物を洗濯して乾かし、アイロンを行うところまで一切移動せず片付けることができます。
3. 冬には床暖房を活用する
冬場の衣類と布団乾燥としては、床暖房の利用も有効です。
普通の家庭で利用されている石油ストーブや石油ファンヒーターの暖房器具の場合、燃焼すると燃焼した石油と同量の水蒸気を空中に出しているため、結露などを起こしがちですが、温水式床暖房の場合は、水蒸気を出さないので比較的乾燥した室内となり洗濯物・布団の乾燥に適しています。
冬に床暖房を使って衣類・布団を乾燥する方法
- 床暖房が設置されている床面に、布団を広げておくだけで、十分乾燥します。
- 冬期間、洗濯物を外に干せない雪国においては、床暖房の効いた部屋で衣類や布団を乾かすことができます。ですから、ユーティリティにも床暖房の配管を設置することをお勧めしています。
いかがでしたか?新築・リフォームを考えられている方は、是非検討してみてください。