【ママ・女性視点の家づくり】新築・リフォームで検討すべき、洗濯の間取りを見なおして時間短縮

女性目線で考える暮らしのスタイル――「スムーズ」と「時短」にこだわりたい!
そんなママや女性の声を反映した家づくりが増えています。

もっと便利に。さらに使いやすく。新しく家を建てる時、あくまでも「住む家族の快適さ」にこだわったプランニングが現在の主流になりました。

子育てに家事、仕事など家庭での「ママ・女性」はバタバタと忙しい日々を送っています。
毎日使い続ける暮らしの設備、どんな不満や希望点がありますか?

この連載では、そんな「女性目線」にこだわった、よりよい暮らし方や空間の作り方についてスポットを当てています。

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3回目の今回は、以下について紹介します。

  • 今日から役立つ!洗濯動線を見直して時間短縮

今回はオスカーホームでもおすすめの「水廻り集中レイアウト」をもとに、洗濯やランドリースペースなどのサニタリーについて、じっくり考えてみたいと思います。

少しずつでも「より短く。より便利に」そんな時間の作り方や活用方法、見つけましょう!

【ママ・女性視点の家づくり】連載記事一覧

過去2回の記事はこちらからどうぞ。

ママ時間を圧迫する「お片付け」や「家事」

「毎日かなりの時間が掛かる水まわりの仕事、もう少しラクにならないかな」
「少しゆっくりしたいけど、この洗い物が終わったら洗濯物に取り掛からないと!」
こんな風に、家事に追われて時間が足りないと感じることはありませんか?

そんな時におすすめなのが、動線=「人が動くルートを線で可視化したもの」です。

スグに役立つ!洗濯の動線を見直して時間短縮

家の中で「サニタリースペース」と言えば、朝一番から夜眠る直前まで活躍する場所ですね。

ランドリー場所との併用スタイルもポピュラーなため、毎日のメイン家事とも言える「洗濯」が行われるのもこのスペース。

広めの洗面エリアに洗濯機が置かれ、お風呂が隣接。洗濯、洗顔や髭そり、バスタイムなど、常に家族のだれかが出たり入ったりするところです。

それだけに、「なんだかごちゃごちゃと物が多い」「動きに無駄が多いような気がする」
こんな風に感じることはありませんか?
>「家事ラク」動線:工夫次第で暮らしがグンと快適に

「家族で使う時間が重なってしまう!」こんな悩みを解決するべく、近年では2階に洗面所を設けたり、または脱衣所と洗面所が別々に設計された、独立の脱衣スペースやユーティリティルームも人気があります。

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画像:2階洗面スペースの例

家づくりのプランニングで熟考したい、洗濯スペース

お子さんがいる家庭では、毎日洗濯機を回す家庭は少なくありません。それどころか、朝と夕方や、または仕事から帰ってきて夜におこなう、など1日のうちに二回、三回と洗濯機フル活動!そんな忙しいママも多くいらっしゃいます。

ポイントごとの見直しでグンと効率UP!

行ったり来たりと忙しい家の中。洗濯における行動パターン=家事動線をシンプルにまとめ、少しでも「使いやすく」「ストレスが溜まらない」そんな場所づくりを目指しましょう!

洗濯機の場所は、おもに間取りにて「ココ!」と決まってしまい、選択肢がない場合が多いですね。
干す場所の近くに洗濯機を置きたい、そう思っても移動させる場所がありません。

サニタリーは1F、ベランダや物干し場は2Fや3Fにあり、階段を上下移動する度に感じる、「いちいち遠い」「また階段!」などの不満も、一戸建てでよくある悩みです。

では、干す場所を下に持ってくるなど洗濯機に合わせればいいのでは?
これも十分な広さのお庭があればOKですが、そうでない場合にはなかなか難しいものです。

重い洗濯カゴを抱えて階段をのぼりおり、いくつものドアを片手で開けながら進んでいくなど、干し場へたどり着く頃にはヘトヘトといったことも。さらに、洗濯量が多い家では一回で運びきれず二往復や、朝晩二回おなじ作業を繰り返すなどかなりの重労働に。できるだけ一回ごとの負担を減らしていきたいですね。

新築やリフォームを考えてらっしゃる方は、家事動線をしっかりチェックしたいところです。
プラン立てて考えてみることで、希望点も見えてくるのではないでしょうか。

オスカーホームで人気のある物件では、以下のようなサニタリースペースが多いです。

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ママに人気のサニタリースペース動線のポイント

人気物件に共通して言えるのは、動線を徹底的に短縮し、効率化していることです。これによって家事・洗濯にかかる時間を大きく短縮することが可能です。

ポイントは以下の3点。上の間取りと併せて見てみましょう。

①キッチン〜サニタリー〜脱衣室のぐるっと動線
干す→たたむ→しまうの一連の動線(2 階にユーティリティがある場合)
③晴れた日はベランダで、天気が悪くなったらすぐに洗濯物を移動できる動線

上記ポイントを満たした間取りの実物

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画像:①のぐるっと動線例

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画像:③のユーティリティスペース(奥がバルコニー)

容易に変更がきかない水回り関係の場所だからこそ、間取りを考える際には、

    • 「動き方=動線のスタイル」を想像しつつ、把握しながら選びましょう。

次回は、間取りの変更など大きなリフォーム等をせずに身近にできる「サニタリースペース」での時短方法です。

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