【ママ・女性視点の家づくり】快適な暮らしと住まいのカギは女性という時代に!?家の新築・リフォーム
目次
女性に優しい家作りが、近年のベースになってきています
住宅を作るときに、どんな目線で何をベースに考えるのか。最近は「女性」の目線が注目されています。家を建てる方の考え方もそうですし、住宅メーカーが住まいの間取りや動線、コンセプトを決める時もそうなのです。
現代の女性はとにかく忙しいし、家事に育児に仕事とやることの種類も量もとても多いのです。
家の中の家事を日頃多く行う(もちろんイクメンもいらっしゃいます)女性がたくさんいらっしゃる中、女性に優しい家作りが近年の主流になりつつあります。
この連載では、
- 暮らしの中でのママの快適を考える
- ママにも休憩できるママスペースが必要!
- ママの負担を減らす、家族みんなでのルールづくり
- 暮らしやすさを決める、部屋ごとのスッキリ整頓・かしこい収納
といったことについて、扱っていきます。
連載初回の今回は、
- なぜ、ママの暮らしやすさが重要なのかという理由
- どうすれば、ママの快適さがアップするのかの基本
の2点について、お伝えしたいと思います。
働くママの生活スタイルを見直しましょう
「なんだかぜんぜん自分の時間がないなあ・・・」
慌ただしい毎日の中で、ふとこんな風に感じることはありませんか?実は多くのママ達が、自身のプライベートタイムの少なさに悩んでいます。
オスカーホームで考えた「働くママ」の一日はこのようなイメージでした。いかがですか?
働きに出ている方と出ていない方で日中の過ごし方は少し変わってくると思いますが、やはりママたちは忙しいです。
私たちが考えた「ママの1日」から見えてきたポイントは以下の3点です。
1.ママは「とにかく一日中やることがいっぱい」
「仕事で疲れて帰ってきても、私がやらなきゃ片付かないからしょうがない!」そんな風に、じぶん時間の少なさを感じながらも日々奮闘しているママは多いようです。
2.ママはとにかくいつでも忙しい!
起きた瞬間からスタートする、ママの激動の一日。朝ごはん、洗濯、そうじ、学校の用意。しかもタイムリミット付きです。
家事に子育て、プラス仕事など、一人何役もこなさなければならず、毎日大変です。
特に、社会に出ているママは、普段バリバリ働いているからこそ「一生懸命がんばる」ことをついつい自分に厳しく課してしまいがち。朝から晩までフル活動。日中も忙しく働き、「あぁやっと仕事が終わった!」と疲れた身体で帰宅しても、そこからまたとめどない量の家事=第2の仕事が待ち受けています。
3.ママすごく疲れている
自分が疲れていても、それはさておき、家族のために快適な空間づくりをしておきたい。
キチンと家でもやるべき家事をこなしたい。
「気持ちはあるのだけど、身体が……!疲れが取れない!」
ママだってスーパーウーマンではありません。疲れてしまうのも当然です。
よしがんばるぞ!と始まった週初めはまだ元気ですが、週の後半に向けて、毎日のがんばりが少しずつ疲労となって溜まってきます。週末にはもうヘトヘト……、そんなお疲れママ達が本当に多いのです。
こんな風にもなってしまいます。
日々の暮らしやすさへの取り組み
家の中で、やること、やるべきこと、そしてやらなければならないことはいくらでも出てきます。それこそ終わりなき「無限の戦い」と言っても過言ではないでしょう。家族のためならなんのその。
でも、どうでしょう?そんなママには「わたしが一息つける場所」はありますか?
忙しさや作業量の多さを軽減するためにできることは何でしょうか?それは、「ママの場所やマイルーム」です。
明日へ向かって―ー。ママの快適ゾーンを考える
毎日を一生懸命過ごしているママが、少しの合間や一日の終わりにホッとできる、そんな「ひといきスペース」があれば、「よし、またがんばろう」そんな風にも思えますね。
忙しさの中だからこそ、あくまでも手軽さが第一。
少しでも溜まった疲れを癒やして、グッスリと眠れるように、そして明日のママの元気のために。
- ちょっとした場所に
- カンタンに作れて
- ホッとできる
隙間時間や普段の暮らしの中でおこなえること、次回ではそれらをベースに、「ママの快適ゾーンの作り方」、そして「ママの負担を減らす家族でのルールづくり」について考えてみたいと思います。