樹木の肥料のやり方。種類と時期について
時期
12月~2月に寒肥を与えましょう
寒肥とは、春の芽吹きを助け、夏にかけて葉を茂らせる肥料の事です。
ゆっくり効果が表れる有機肥料を与えましょう。
※注意:樹木の活動期である夏場に肥料を与えると、肥料焼けを起こすのでやめましょう。
しっかりと根を張った2年目から与えましょう
根付を行った直後の樹木は、根が切れているので、養分を十分に吸収できません。
ですので、植え付け1年は肥料を与える必要はありません、
しっかりと根を張る前に肥料を与えると根が傷んで弱ってしまう事もあるので、2年目の冬から与えましょう。
肥料の種類
植物が健やかに育つために必要な肥料には3種類あります。
- 窒素(N):葉肥料とも呼ばれ、植物の原形質であるタンパク質や葉緑素生成には不可欠です。
不足すると・・・葉が黄変して葉枯れ現象を起こします。
- リン酸(P):花・実肥料とも呼ばれ、植物の生理作用を促進し、結実・果実・開花には不可欠です。
不足すると・・・葉が暗緑色になり、次第に葉枯れし、花の色も悪くなります。
- カリ(K):根肥料とも呼ばれ、植物の新陳代謝を促進し、根茎・葉の成長には不可欠です。
不足すると・・・水分代謝が悪くなり、根や茎の成長が止まります。