ツーバイフォー(2×4)工法の耐震性と耐火性編
おはようございます!オスカーブログです。
前回の記事につづいて、ツーバイフォー工法の特徴についてご説明しますね(→前回の記事はこちらをクリック)。
前回の記事では「品質の安定化」について解説しました。
実はその他にもオスカーの提供するツーバイフォー工法にはいろいろな良い点があるのです。
- 耐震性、耐火性、耐風性、耐雪性に優れる
- 断熱性に優れ、結果として省エネルギー化を図れる
- 耐久性に優れ、結露やシロアリからも家を守ります
- 住まいるオスカーの万全のサポート
4つ目は完全にコマーシャルですが(笑)、上の3つはツーバイフォー工法で建てられた住宅全般にいえるポイントとなっています。
3つとも重要なポイントなのですが、今回は1のうち、耐震性と耐火性についてオスカーの提供しているツーバイフォー工法の技術をご紹介します。
目次
耐震性
ツーバイフォー(2×4)工法は、従来のやり方に比べて耐震性が高いのが自慢です。
「線」で支える従来工法 VS 「面」で支えるツーバイフォー
在来工法(木造軸組工法)は、主に柱や梁といった軸組(線)で支えるのに対し、ツーバイフォー(2×4)工法は、フレーム状に組まれたランバー(構造用木材)に構造用合板などの面材を張って一体化した壁や床で強固に支えます。
そのため、高い耐震性を発揮することができるのです。
■当社工法
地震や強風など外からの力を、一体化された「壁」や「床」が面となって受け止め、衝撃を分散・吸収し、変形しにくくなっています。
■在来工法
地震や強風など、外からの力が「柱」「梁」「筋交い」などの接合部に部分的に集中し、負担が増し変形しやすくなってしまいます。
耐火性
続いて、ツーバイフォー工法の耐火性についてご説明します。
火の進行を妨げる「ファイヤーストップ構造」
一般木造や鉄骨構造などの軸組構造では、壁の内側や天井裏を伝わって火が燃え広がります。
オスカーホームの工法では、こうした、炎の広がりを抑える構造を実現しています。
火の通り道となる床や壁の構造材そのものがが、ファイヤーストップ材となっており、空気の流れを遮断し、燃え広がるのをくい止めます。
その結果として、火の進行が遅く、初期消火の可能性が高くなるのです。
延焼を食い止める、「不燃性石膏ボード」
さらに、オスカーホームでは壁・天井には特徴があります。
- 壁や天井には、不燃材である厚さ12.5mmの石膏ボードが張り巡らされています
- 一部の天井には9mmの石膏ボードを2重張り
- 石膏ボードに は、約21%の結晶水が含まれていて、火災の際には水蒸気として放出し、約20分間にわたって温度の上昇を抑制
- 構造材が着火温度(約260℃)に達する までの時間を大きく遅らせる効果が
こうした特徴も、火の広がりを遅らせることになります。
耐火性についてのまとめ
いかがでしょうか?
火の通り道をなくすこと、そして、熱が上がりにくく燃えにくい素材を使うこと。この2点についてお伝えいたしました。
じつは、この他にも、
- お隣さんなどからのもらい火に強い「サイディング」
- これだけの耐火性があるために火災保険料が50%安くなる基準が満たされている
など、お伝えしたいことはいろいろあるのですが、またの機会にしたいと思います。
こうした耐震性や耐火性の話に加え、オスカーホームの技術についての詳しい説明は、オスカーホームのウェブサイト>テクノロジーでもお読みいただけますので、興味のある方はどうぞ。
また、リンク先のPDFファイルにまとまっていますので、ぜひダウンロードして読んでみてくださいね。
→オスカーホーム テクニカルブック
https://www.oscarhome.co.jp/sumai/guide/pdf/tcb2012d.pdf